6次産業化中央サポートセンター

竹下聖治(たけしたせいじ)

プランツフードシステム COO

居住地

福岡県

職業

有機JAS認証審査員・判定員、ISO9001審査員補

実績のある分野

野菜 果樹 酪農 肉牛 豆類

支援可能分野

商品設計 (例)原料選定、レシピ・製法の確⽴、包装、デザイン等
輸出 (例)輸出戦略、欧⽶展開、アジア展開、輸出業者紹介等
農林⽔産物の⽣産技術 (例)⽣産工程管理、作物転換等

私が貢献できること

今年、農林水産省より、2050年に有機農業用の農地を100万ヘクタール(全体の約25%)に増やす目標などを盛り込んだ新たな農業戦略がだされた。 背景に環境意識の高まりと、有機農産物への需要が拡大している中で、今後、普及に関わる補助金などで支援する方向である。 小職はこの「有機農業」の拡大、持続可能な事業の取り組みに対して、全面的に協力を行います。 「有機JAS認証取得」のためのサポート支援をはじめ、輸出展開の支援サポートを重点的に進めていき、事業者の収益向上につながるサポートを行うことが可能です。 国内・海外の流通において、有機認証取得事業者の現状の問題点である、有機農産物の出口戦略と有機加工食品の原料確保これらの業界の悩みを統括的に、小社のもつ北海道から九州までのネットワークと情報を活用し、相互マッチングの支援と潤沢な流通体制を確保する。 特に欧米に比べ圧倒的に「有機加工食品」の事業者が少ないことがあり、専門的な加工や、有機のレシピ開発ができない現状もあり、小社はこれらの問題点を総合的に解決していきます。
また、有機に限らず、食品の加工工程で排出される食品残渣(有料で廃棄処理)を有効活用し、化学肥料に代わる有機たい肥や有機肥料原料として再利用し、持続可能な事業として、既に確立したこの技術を用いて、各工場、産地・事業者ののコスト改善・環境保全に役立つ仕組みを利用した事業を展開するための支援ができます。 

■ 得意分野の実務経験・支援実績の概要・成果

年月日 地域 農林水産物 専門分野 概要・成果
1987年-1996年 九州エリア 米・麦・トマト・イチゴ 農林水産物の生産技術(生産資材) 農薬・農業用フィルム等販売 佐賀県150,000千円、熊本県:120,000千円(各単年度販売実績)
1995年-1996年 九州エリア トマト・ナス・瓜類・イチゴ 農林水産物の生産技術(自然交配資材:マルハナバチ) 農薬販売(約60億円)の代替として、ヨーロッパ農業先進国に視察訪問、ベルギーバイオベスト社より風媒花にも訪花・交配をするバンブルビー(マルハナバチ)を国内導入、普及活動を行い、従来合成ホルモン剤(農薬)や手作業で交配処理を行っていた蜜のでないトマト、ナス、瓜類(一部イチゴ)に導入・普及し、自然交配、労力軽減の一翼を担った。
2007年-継続中 九州・北海道 有機農産物・有機飼料・有機加工食品・有機畜産物 有機JASの認証審査、認証サポート(コンサルティング)、JAS講習会の講師 九州・北海道において、有機JAS認証事業者の審査・認証取得サポート、JAS講習会を実施(利害関係が発生する先への審査は行いません。)結果、認証事業者の方々からの依頼で、有機農産物などの販売先への提案・マッチング業務、生産指導等のコミュニケーションのきっかけとなり、認証事業者様の作付設計・有機肥培管理、出口戦略のお手伝いや有機食品加工場からは、有機農産物原料の調達(作付依頼)や原料開発の依頼も増えてます。
2018年10月-2019年3月 福岡県・鹿児島県 有機農産物(有機長命草・有機赤なた豆) 申請書類等の作成 平成30年度海外農業・貿易投資環境調査分析事業補助金の平成30年度食品産業海外展開支援事業の承認申請を行い、承認・交付確定されました。 結果、当該補助金を活用して鹿児島県屋久島で有機農産物・有機飼料の認証を取得し、同グループの鹿児島工場、福岡工場の作業場登録及びグループ全従業員の知識習得のため、有機JAS講習会を開催した。この受講を機に、従業員の意識がさらに高まり、今後の衛生管理規格(HACCP、ISO22000/FSSC22000)の認証取得も視野に入っている。
2016年3月-継続中 福岡・佐賀・高知・北海道 有機菊芋・有機ダンデリオン(たんぽぽ) 農産物の生産技術・新商品企画・販路開拓 「安心・安全・体に良い」をコンセプトに原料・商品・販路開発を進めた企画です。 当初、佐賀県で作付スタートし、健康茶の原料として、有機認証工場へ販売。その後、別の有機加工認証取得の相談を受け、製薬会社の工場の有機JAS加工食品の認証取得のサポートをし、無事取得。その製薬会社より小職に、原料の相談があり、「有機菊芋」を提案。仮契約を行い、有機圃場の確保と作付設計、種苗の手配を行い、収穫を迎え、生産者からは全量買取で話をしていたので、実行。昨年より福岡でも作付けを行い、同様に全量買取契約で種苗の手配から一次処理工場への輸送まで一手に引き受けました。 菊芋は「白絹病」という病気が各エリアで発生しており、この対策・処理も有機JASで行える手立てを考え栽培管理を行っています。今年は製薬会社より約30,000千円の予約も頂いており、病気・気象を考慮し、リスクヘッジのため、高知県、北海道でも作付けを行っています。 また、新しい「安心・安全・健康に良い」のコンセプトの原料開発の一環として、「有機タンポポ」の試験作付を行っています。11月に福岡で開催される「妊活フォーラム」への試験出展を予定しており、タンポポが妊娠時のお乳の出がよくなるという効能から、妊活にも一翼を担えそうです。また、異業種連携として、鹿児島県指宿市の山川水産加工業協同組合組合のかつお節と有機シイタケ、有機みそを原料とした「ママにも赤ちゃんにも」とっても優しい、天然素材の「有機お味噌汁」や北海道の昆布と鹿児島のかつお節を原料とした「コンカツだし」いずれも、安心・安全の逸品も商品化・提案を準備中です。
2020/05/01-2021/05/21 北海道、群馬、愛知県、岡山、高知、福岡、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島 こんにゃく、大豆、鶏、にんにく、生姜、菊芋、ザクロ、甘藷、へべす(香酸柑橘)、アボカド、パパイヤ、ドクダミ、ヨモギ、有機飼料 補助金採択申請支援、有機JAS認証取得支援 2020年 食品海外展開支援事業 1次(食料産業局)群馬県・鹿児島県 2020年 食品海外展開支援事業 1次(生産局)岡山県・高知県・福岡県・宮崎県(採択・交付確定事業完了) 2021年 食品海外展開支援事業 1次(生産局)愛知県・宮崎県・鹿児島県(採択候補通知受領済み) 2021年 食品海外展開支援事業 2次(生産局)愛知県・福岡県・熊本県・宮崎県(採択申請済み) 上記、採択申請支援を行いました。